ケノンとデロンギのヒーター。
どちらにするか迷いますよね?
そんな人に向けて、この記事ではケノンとデロンギのヒーターの違いについて解説します。
それぞれの特徴を知り、自分に合った暖房機を選びましょう!
目次
ケノンヒーターとデロンギヒーターの基本情報
まずは、ケノンヒーターとデロンギマルチダイナミックヒーターの基本情報をご覧ください。
※デロンギはいろんな種類があるため、使用面積がケノンに近いものと比較しています。
ケノンヒーター | デロンギマルチダイナミックヒーターWi-Fiモデル [MDHAA12WIFI-BK] | |
---|---|---|
価格 | 79,800円(税込) | 87,800円(税込) |
適用畳数 | 5〜11畳(約9〜20m2) | 8〜10畳(14〜18m2) |
消費電力 | 500〜1500W | 1200W |
表面温度 | 約60℃ | 約60℃ |
リモコン | なし | スマホアプリがリモコン代わり |
価格はケノンの方が低くなっています。
一方、デロンギはwifiがついており、専用アプリで外出先からでも操作が可能です。
ケノンヒーターとデロンギヒーター、速く温まるのは?
ケノン
ケノンは以下のユーチューブで、温度上昇実験を行っています。
ケノンヒーター公式
この動画では、30〜40分で部屋全体が暖まる結果に。
しかも、旧型の1400Wでの行った実験なので、新型の1500Wならさらに時間短縮されるはずです。
デロンギ
一方、デロンギは「外気温が5℃の場合、室温が20℃に達するまでに必要な時間は25分」との試験結果があります。
ケノンは詳細な条件が掲載されていないため、単純な比較はできません。
しかし、ケノンもデロンギも速く暖めることを重視して作られているので、大きな差はないと考えられます。
ケノンヒーターとデロンギヒーター、電気代が安いのは?【エアコンとの比較も】
ケノンとデロンギ、電気代はどちらが安いのか気になりますよね。
また、はじめてヒーターを購入される方はエアコンとの電気代の差も知りたいところだと思います。
そこで、1ヶ月の電気代を比べてみました。
※エアコンは、パナソニックの2021年モデルXシリーズ
ケノン | デロンギ | エアコン(暖房時) | |
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消費電力 | 500W〜1500W | 1200W | 105W〜1980W |
部屋の広さ | 5〜11畳 | 8〜10畳 | 10畳 |
1時間の電気代 | 13.05〜39.15円 | 31.32円 | 2.74〜51.68円 |
1ヶ月の電気代(1日8時間使用) | 3132〜9360円 | 7516円 | 657〜12402円 |
※全国平均(電力10社平均):1kWh26.1円として算出(2022/6/7時点)
【参考サイト】電気代・電気料金の計算
ケノン・デロンギの電気代は7000〜9000円台となっていますが、どちらも常に最大出力で暖めるわけではありません。
上記のように、速く暖まるので、その後の消費電力は下がります。
加えて両者とも節電機能付きです。
ですので、電気代もそれほど変わらないと思われます。
ヒーターとエアコンとの電気代の差
エアコンは上記のような計算方法は取らず、一般的には期間消費電力量というのを使って計算されます。
期間消費電力量を使って算出した1ヶ月の電気代はおよそ5000円ほど。
こう考えると、そこまで3者とも大きな差はないようです。
ケノンヒーターとデロンギヒーター、安全なのは?
暖房機を使う場合、安全面が気になりますよね。
特に、初めてヒーターを購入するならなおさらだと思います。
ですが、ケノンもデロンギも安全設計されており、子どもさん・ペットがいる家庭でも安心して使えます。
以下の3つは、ケノン・デロンギ共通にしてあるものです。
表面温度
ケノンもデロンギも表面温度は約60℃までしか上昇しません。
ですので、お子さんやペットが一瞬触れたりするくらいではやけどする恐れはありません。
また、高齢者の方が運転パネルを操作する際に、本体に触れてしまっても大丈夫な設計になっています。
転倒時OFF
部屋の中で走り回って遊ぶ子どもさんが誤ってヒーターを倒しても大丈夫。
転倒した瞬間に運転が切れるようになっています。
火事の心配がありません。
温度過剰上昇防止
温度過剰上昇防止とは、ヒーター本体の温度が高くなりすぎた時にOFFになる機能です。
例えば、ヒーターの上で室内干ししていたタオル。
そのタオルが落ちてしまい、ヒーターに被さると温度が上昇してしまいます。
しかし、温度過剰上昇防止機能があれば、ヒーター本体が熱くなりすぎる前に電源が切れるので安全です。
ケノンヒーターとデロンギヒーター、おすすめポイント
ここでは、ケノン・デロンギのおすすめポイントを見ていきましょう。
ケノンヒーター、おすすめポイント
身体の芯から暖まる
ケノンは、遠赤外線を使ったヒーターです。
遠赤外線は身体を芯から温めてくれます。
ポカポカした暖かさを味わいたい人に向いています。
高齢者のみのご家庭で使いやすい
ケノンの運転操作パネルは、本体上部にあるため操作しやすくなっています。
また、シンプルな運転操作なので、機械が苦手な高齢者の方もすぐに使い方を覚えられるはずです。
デロンギヒーターがおすすめなポイント
部屋の広さ・機能に合わせて選べる
デロンギは部屋の広さ・機能に合わせて、いろいろな種類があります。
wifi機能なしだと、商品によってはケノンより価格が抑えられることができます。
独身、共働きの人が使いやすい
夜、仕事から帰った時に部屋が寒い。
デロンギなら外からの運転操作が可能なので、帰宅前に部屋を温めることができます。
ケノンヒーターとデロンギヒーター、比較まとめ
ケノンとデロンギを比較したうえで、おすすめポイントも紹介しました。
部屋の暖まり方・電気代・安全性などは大きく違わないと思います。
あとは、操作のしやすさ・価格などの用途に合わせて、あなたに合ったヒーターを選んでみてください。