目次
彼女がいないというコンプレックス
彼女がいない。
このことであなたは長い時間、心穏やかに過ごせずにいるかもしれません。
「彼女がいる、またはいたことがあるのがふつう」
という一般的な恋愛価値観の押し付けは、1人でいるあなたに不安や焦りを生じさせます。
“彼女がいて当たり前”という前提で語られる恋愛はあなたを、
- 彼女がいないからずっと生きづらさを感じている
- ほかの男性の恋愛と比べるとみじめで情けなく感じてしまう
- 恋愛できない自分が日々嫌いになっていく
といった気持ちにさせてしまうからです。
過去に僕も同じような想いで過ごしていましたが、周りにも相談できず
「ずっとこんな状態が続くんだろうな」
と感じていました。
しかしそんな僕でしたが、これからお伝えする方法でコンプレックスに対処したら気になっている娘に好意を示す勇気が持て、距離を縮めることもできました。
ですからそんな苦しみの渦中にあるあなたにも、この記事を読んでいただければ、
- 世の中の恋愛価値観に振り回されないでいいと分かった
- 自分が恋愛するのに他人と比較しなくていいと分かった
- 気になるあの娘を好きになるのに、恋愛の数は必要でないと理解できた
といった状態に近づき、
片想いしていてもためらってできなかったあの娘にアプローチしてみようかな
というようになってもらえるよう内容をお伝えしています。
現在のあなたは彼女がいないというコンプレックスで息苦しく、でも暗いトンネルの先が見えずあきらめたい気持ちになっている。
そんな胸の内かもしれませんが、ここに書かれてあることが今の苦境から抜け出せる糸口と感じてもらえるように記していますので、ご覧ください。
なぜ、彼女がいないとコンプレックスを感じてしまうのか?
そもそもなぜ、あなたはコンプレックスを強く感じてしまうのでしょうか?
その理由は「彼女がいる、またはいたことがあるのがふつう」という前提だと、あなたの
- 恋愛関係というものになったことがない
- 自分が好きになった娘から誰1人として振り向いてもらったことがない
- 女性からも1度も好意を寄せられたことがない
といった“これまでの自分”とを比較して、今のあなたを苦しめるからです。
また、
- 職場仲間や知り合いから当たり前のように質問される「彼女いないの?」
- 街中で手をつないで歩いている高校生カップル
- 友達や知り合いとの会話から何気なく出てきた彼女がいることを匂わせる内容
- 見知らぬ男性がSNSに書き込んだ彼女と過ごす休日
といったことをあなたが普段の生活の中で見聞きした時、余計に自分を虚しく感じてさせてしまいます。
彼女がいないコンプレックスがあなた本来の目的を見失わせてしまう
そして、彼女がいないというコンプレックスに心を支配されていると、
- 恋愛がとてつもなく敷居が高いものに感じてしまう
- 好きな女性がいても、自分が恋愛において相手より劣っているという気持ちになりアプローチできない
- 仮にアプローチできてもうまくいくはずがないと思ってしまう
といった状態に陥りやすいです。
そもそもあなたは、
「好きになった娘に好かれたい」
「彼女がほしい」
だけだった。
ただそれだけだったのに、彼女がいないというコンプレックスが高まってしまった。
そのせいで、いつの間にか「モテない奴はダメな奴」と思ってしまい、同時に想いを寄せている娘に対しても恋愛偏差値を上げまくって勝負しなければいけない。
そう思い込んでしまったために、だからこそ彼女がいない自分の恋愛力の低さにがっかりして動けなくなってしまっているのではないでしょうか。
僕も苦しんでいた時は、1人彼女ができればいいなと思いつつ、モテなければいけないという考えになり余計に自信をなくしていました。
ただそうは言っても、世の中や身の回りの恋愛についての情報をシャットアウトするのはむずかしいと思います。
家から1歩も出なくても、SNSを開けばイヤでも恋愛の話は目に飛び込んできてしまうものなので。
となれば、コンプレックスはやはりなくすべきだという方向に話が進んでしまいます。
コンプレックスをなくさなければ彼女はできないのか?
コンプレックスをなくすと考えた場合、そのもっともいい方法は彼女を作ることです。
これについては、いろいろな男性を見ていても僕自身の経験からもそのように言えます。
たった1人でも、女性に好きになってもらえたという事実や経験は大きいからですね。
しかしながらこの結論だと、いつまで経ってもコンプレックスはなくなりそうにありません。
なぜならコンプレックスがあると恋愛がうまくいかないからです。
劣等感を抱えている男性に女性は魅力を感じにくい、というのがその理由です。
コンプレックスが強いと動けなくなる
そして、彼女を作ることがコンプレックスをなくすためにもっとも必要だと結論づければ、彼女作りをするために
“行動しまくるという解決法”
に結局、行き着いてしまいます。
ですが上記したとおり、強いコンプレックスを抱えたままだと気力も湧かず、動きづらくなってしまいます。
動けないで苦しんでいる自分自身を無理やり鼓舞して動かそうとすることほど、きつくつらいものはありません。
また、そうやって自分の気持ちをどうにか誤魔化しながら行動した結果は、明るいものにもなりにくいです。
では、いったいどうしたらいいのでしょうか?
コンプレックスとの向き合い方を変える
ここで世の中を見渡した時、これまで付き合ったことがない男性でも彼女を作れているという事実が存在します。
実際、僕の周囲にもそういった男性はいました。
おそらくそういった男性も彼女がいないというコンプレックスを抱えていたはずです。
しかし、それでも彼女を作れたのです。
となれば、コンプレックスを減らすという方向性で考えるのではなく、別の考え方が必要になりそうです。
ここでヒントになるのが、コンプレックスとの向き合い方です。
僕自身も「彼女ができない」という苦しい気持ちから抜け出せたのもこれがきっかけでした。
彼女ができたことがない状態で「彼女がいないコンプレックス」をなくすことは、あなたもむずかしいと感じると思います。
また、それを減らすことも容易ではありません。
気にしないようにするや自分は自分といった、いっときの自分への言い聞かせで感情をコントロールするのがむずかしいのは、あなたも納得していただけるはずです。
しかしながら、コンプレックスとの向き合い方を変えると見える景色が変わってきます。
強いコンプレックスを感じてしまうのは一般的な恋愛価値観に目を向けているため
どういうことかと言うと、恋愛や世間の常識という大きなものに向き合っているのが今の状態です。
「彼女がいない」という事実に加えて、その背景にある
- モテない人
- ダメな男
- 異性と縁のない男性
というレッテルにあなたの視線も向けられていると思います。
強いコンプレックスを感じてしまうのもこのためです。
ですが、実際の恋はあなたが好きになった相手との間にのみ生まれます。
つまりその女性の方だけを向いて、恋に集中すればいいのです。
そうすれば余計なコンプレックスも感じづらくなります。
以下で、もう少し具体的にお伝えしていきます。
彼女がいないコンプレックスに向き合うのではなく片想いしているあの娘に向き合う
上記したとおり、世の中の恋愛価値観に目を向けていると強くコンプレックスを感じてしまい、一歩を踏み出せないという状態になります。
無意識に恋愛のハードルを上げてしまうからです。
しかし、あなたの本来の目的である
- 女性と恋愛したい
- 彼女がほしい
を考えた場合、あくまでもその相手となるのは1人の女性です。
片想い中のあの娘についてだけ考える
そこで、あなたが片想いしている女性を思い浮かべてみましょう。
その娘だけを考えるのです。
その前にいったん、あなたの頭の中を巡っている「恋愛は自分には無理かも」という否定的な思いをストップしてみてください。
意中の女性を考えている間だけでも構いません。
そして、その状態で一途に想っている女性を思い浮かべてください。
その娘はどういった性格の女性ですか?
- おとなしい
- 無邪気
- 人のことを悪く言わない
- 繊細
いろいろ思い浮かぶと思います。
そのうえで、好きなその娘は、
- あなたの恋愛経験が少ないのをバカにするような人ですか?
- 付き合った数であなたを判断するような人ですか?
- 恋愛経験の多い少ないで、付き合うかを決めるような人ですか?
と考えてみましょう。
好きな“あの娘”の性格や中身を、あなたはよく知っている(知ろうとしている)はずです。
どうですか?
その好きな娘に当てはめて考えた時、あなたの抱えているコンプレックスは大きくなりましたか?
仮に現時点で分からなければ、それでも大丈夫です。
(このように考えてみることが大事なので)
世間の恋愛価値観とあなたが恋している女性の恋愛価値観は別
あくまで恋愛する時は1対1で、あなたが想像している女性はその人独自の恋愛価値観を持っています。
世の中に出回っている恋愛価値観とは別物です。
そして今気になる女性だけを思い浮かべた場合、そこまで劣等感を抱く必要があるのかということ。
これを考えてみてください。
あなたの恋愛経験の有無を気にしないような女性なら、あなたはアプローチしてみようかな。
してみたいなという気持ちに自然と傾くと思います。
僕はこの考え方を持ち、過去自分が好きになった娘は男性の恋愛経験を気にするような女性ではないと改めて気付かされました。
結果、彼女がいないというコンプレックスが減り、好きな娘に少しでも近づきたいとも考えれるようになりました。
片想いの女性がどうしても手に届きにくそうな存在に感じる場合
また好きになった女性が、
- 恋愛経験豊富そう(実際に彼氏がいたことを知っている)
- 高嶺の花ように感じるくらい美人またはかわいい
- 多くの男性がアプローチしている
といった場合、余計自分には手に届かない存在の娘と感じてしまうと思います。
しかしながら、ここでも好きになった相手がどんな女性であるかを考えてみるのが大事です。
その片想いしている娘は、あなたの恋愛経験の有無をまったく気にしていないかもしれません。
恋愛経験の数ではなく、今のあなたを見て付き合いたいかを考えてくれる女性かもしれません。
どんなにキラキラしているように見える女性であっても、一般的な恋愛価値観と1人の女性の恋愛価値観は違う場合が多いです。
はじめから自分にはあの娘は無理だろうと決めつけず、その女性の内面を考えるようにしてみてください。
さいごに:彼女がいないコンプレックスを手放し前進するパワーを得る
彼女ができない・いないという時間が長ければ長いほど、世の中や身の回りから受ける配慮のない圧に、あなたは奮起する気力もなくなってしまっていると想像します。
- なんで自分だけ彼女ができないのか
- 何をやってもダメ(彼女ができない)な気がする
- (恋愛だけでなく)自分はすべて劣っている
という自己否定する気持ちだけは嫌でも湧いてくるけれど、前進するパワーは減っていく状態
というのは、僕も経験がありますが安心できず心が休まりません。
しかしながらそういった苦しい中でも恋心は芽生えますし、好きな娘に近づきたいという思いは抱くはずです。
ですからその時はそういった苦しくなる考えをいったん切り離し、片想いしている女性1人だけに集中してみてください。
そうすれば、あなたをきつく縛っているコンプレックスも少し緩むと思います。
もしこの記事を読んで、あなたが(片想いしている娘に向けて)恋愛をがんばってみようかなといった気持ちになってもらえたら幸いです。
とはいえそう思った時、片想いの女性にアプローチする不安が出てくるかもしれません。
拒絶された時などのことを考えてしまうと。
そんなあなたには、以下の記事を読んでもらえたらと思います。
「女性に拒絶されて恋愛が怖くなった男性へ|片想いのあの娘へ拒絶されずにアプローチする方法」
好きな娘がいるという状態は本来、それだけで幸せな気分になります。
「また会いたいなあ」
「会えるかなあ」
といった気持ちは、あなたを前向きにもしてくれるはずです。
ぜひ、そういった気持ちを取り戻してもらえるよう、ここに書いてあることを自分の中に少しずつでいいので取り入れてみてください。
好きなあの娘のことも、より理解できるようになるはずです。
質問や感想などあれば、いつでもメッセージしていただければと思います。