- ケノンの安心安全な使い方が知りたい
- レベルはいくつからスタートするのがいいの?
- 冷やすのはどのくらいやったらいいの?
この記事はとても慎重な人に向けて、ケノンの使い方を紹介します。
僕もかなりの慎重派な人間なので、初めてケノンを使う時は恐る恐るって感じでした。
しかし、正しい使い方をすれば、安心して脱毛できます。
自称ビビりでケノンを買おうかとずっと迷っている方も、ぜひご覧ください!
先にケノンを見てみる↓
ケノンの使い方|脱毛前日
ケノンで脱毛する前にやる準備がありあます。
それはムダ毛処理です。
ムダ毛を剃る
脱毛する前日に、ムダ毛をカミソリやシェーバーで剃っておきましょう。
1〜2ミリくらい毛を残して、剃るのがポイントです。
触って、ほんの少しザラつきを感じられるくらいの長さが1〜2ミリ。
ケノンから発する照射は黒い毛に光を吸収させ、
その熱を毛根に伝えることでダメージを与えます。
一方、
- 毛が長い…毛根まで熱が伝わらない
- 毛が短すぎる…毛に光を吸収させにくい
となってしまいます。
なので、ツルツルになりすぎない程度に毛を剃りましょう。
↓1〜2ミリの毛の長さ
ひげをカミソリで剃っている人は、いつもより長くしてから剃りましょう。
ひげが短いと深剃りになりやすく、皮膚を傷めてしまいます。
剃毛については、こちらの記事もご覧ください。
>> ケノンで毛を剃るタイミングは?|残したまま照射するとどうなる?
ケノンの使い方|脱毛当日
ケノンで脱毛する流れは、
- 脱毛部位をきれいに洗う
- ほくろやシミがないかを確認
- テスト照射を行う
- 本番照射を行う
- 照射後、カートリッジのお手入れをする
となります。
脱毛部位をきれいに洗う
ケノンを使う前に、脱毛部位をきれいに洗います。
特に保湿剤を塗っている場合は洗い流しましょう。
ほくろやシミがないかを確認
照射部位にほろくやシミがないかを確認。
ほくろやシミがある場合は、白い保護テープを貼ってください。
100均で売ってあるサージカルテープやマスキングテープで大丈夫です。
色が濃いほくろやシミは、光の吸収が強くなるので皮膚トラブルを起こしやすくなります。
>> ケノンはほくろに使っても大丈夫?|照射してしまったら?
テスト照射を行う
初めてケノン使う場合、まず照射テストをします。
手の甲や腕の内側などに照射テストを行い、10分後に皮膚状態を確認。
照射部位に問題がなければ、本番照射へと移る流れです。
以下、照射テストの手順を解説します。
照射レベル
照射レベルは1から行いましょう。
そして、少しずつレベルを上げていきます。
僕が初めてケノンを使ったときは、レベル1で開始。
問題なかったので、レベル3→レベル5と上げていきました。
レベルを変えてテストする時は、照射部位が重ならないようズラして行いましょう。
その後、レベル5で本番照射を実施といった流れでした。
2回目以降に使う時は、照射レベルを上げてテスト照射。問題なければ、本番照射に移行しました。
単発、連写
ケノンの照射には、1回の単発ショット。
3回・6回の連続ショットを選択できます。
例えばの3回連続ショットだと、同じ箇所へ3回「パパパ」と照射されます。
照射の出力パワーは、1回 > 3回 > 6回。
つまり、1回が1番出力が強いです。
連続ショットは肌へのダメージを少なくできます。
ただ、初めての場合は照射レベルを低い状態からはじめるので、
単発で行なっていいと思います。
ショットモード
ショットモードには「手動・自動・連続」があるのですが、
本体には以下のとおり手動が推奨とあります。
手動だと、
冷やす(照射前)
↓
照射
↓
冷やす(照射後)
↓
次の箇所の冷やし(照射前)
↓
次の箇所の照射
という流れになり、照射前後の冷却がきっちりできるので安全です。
ですので、慎重派な人は手動がいいと思います。
僕も手動です。
照射前に冷やす
照射前には、10〜20秒冷やしましょう。
冷却が不十分だと、皮膚トラブルのもとになります。
実際やってみると、冷やすのがめんどうに感じるのも分かります。
慎重派な人でさえも、慣れると省略したい気持ちになるかもしれません。
ですので、そんな時はグッとがまんして冷やしましょう。
冷却については、こちらの記事をご覧ください。
>>【ケノン】冷やさないで脱毛するのがNGなわけ|冷却しないとどうなる?
照射
皮膚を冷却できたら、いよいよ照射です。
まず、ハンドピースを肌へ直角に当てます。
ハンドピースは肌に強く当てすぎないようにしましょう。
ふわっと当てる感じです。
「ピピピピピ」という音が鳴ると、
タッチセンサーが肌を正しく認識できた合図です。
そうしたら、ハンドピースにあるボタンを押しましょう。
カートリッジが光るので、それで照射したことになります。
照射時は付属にあるサングラスをかけましょう。
ボタンを押す時は、照射部位から顔を背けておくのがいいと思います。
照射の光の映像は、この記事の下に動画があります。
照射後に冷やす
照射後も冷却を行いましょう。
この照射後の冷却の方が、案外忘れやすいです。
めんどうというより、次に照射する部位のことに意識がいって、冷やし忘れてしまうんですね。
本番照射を行う
テスト照射後、皮膚に異常がなければ本番照射に移ります。
本番照射は、テスト照射の流れで決めた
- 照射レベル
- 単発ショット
- 手動
と同じ条件で照射しましょう。
照射前後の冷却を忘れずにしてください。
照射後、カートリッジのお手入れをする
照射後は、毎回カートリッジをお手に入れします。
無水エタノールを布に染み込ませ、カートリッジのガラス面を軽く拭きましょう。
力を入れすぎて拭くと、ガラス面が外れる可能性があります。
こうすることで、商品の故障や出力低下を防ぐことができます。
※無水エタノールは薬局で1000円くらいで売っています。
ケノンを長持ちさせるには、こちらの記事をご覧ください。
>> ケノンの寿命は何年?【本体・カートリッジ】最長どのくらい使ったかも調査
ケノンを使い方のポイント
照射後、肌を確認
初めてケノンを使用した後は、肌の状態を確認しましょう。
照射した部位の肌が熱を持っていないか。
赤くなっていないかをこまめにチェックしておくと、皮膚トラブルを予防できます。
照射後、冷却したにもかかわらず肌が赤くなることがあります。
(実際、僕は部位によって赤くなりました)
その赤みは冷却後に血管が開き血行が良くなったせいかもしれません。
(これを血管拡張反射といいます)
ですので、その場合は皮膚が熱を持っていないか・痛みがないかを確認の指標にしましょう。
テスト照射は皮膚の厚いところで
人1倍怖がりな人は、皮膚の厚い部位にテスト照射をしましょう。
例えば、手首の外側はわりと皮膚が厚いと思います。
レベルを上げて照射しても痛みを感じにくいので。
それか、手のひらもテスト照射するにはいいと思いますね。
手のひらは身体の中でももっとも皮膚が厚い箇所です。
照射する様子も見えるので、安心してテストできるのではないでしょうか。
また、皮膚トラブルが心配な人もこの皮膚の厚いところに照射するのがおすすめです。
経験上、分厚い肌の方が皮膚トラブルも起こりにくいので。
脱毛よりまずは使い慣れることから
ケノンは脱毛するのが目的ですが、まずは使い慣れることを意識する方がいいかもしれません。
その方が、皮膚トラブルなども起こしにくくなるはずです。
照射前後の冷却を確実に行い、基本どおり低いレベルから。
それを繰り返すことで、自分で脱毛することの恐怖感が薄らぎます。
正確には、ちゃんと使っていれば過度に怖がる必要はないといった感じでしょうか。
おそらく、この記事を読んでくださっている方は、ケノンについてもかなり調べてらっしゃるはずだと思います。
ですから先にケノンを経験した者として発言させていただくなら、「使い慣れることを優先しましょう」。
ケノンの使い方Q&A
脱毛前後にやってはいけないことは?
脱毛前後にやってはいけないことは、
- 日焼け
- 入浴(湯船に浸かる)
- 飲酒
- 運動
です。
いずれも、肌トラブルを起こす可能性があるので控えましょう。
特に夏に脱毛する時は、注意が必要です。
>> ケノンは日焼け肌に使える?|黒くなって何日後だったら脱毛できる?
初回はレベルいくつまで?レベルの上げ方は?
怖がりな人は初回はレベルを上げたとしても3までにしましょう。
ケノンを使ってる方の中にも、1回目はレベル1、2回目はレベル2と1つずつ上げていく人もいるので。
ここはもう自分がやってて不安にならないくらいのペースでオッケー。
1回目に欲張ってがんばり過ぎると疲れて、2回目するのが億劫になる可能性大です 笑
ですので、無理せずやりましょう。
ケノンのレベルについてはこちらをご覧ください。
>> ケノンの照射レベル1〜10の感じ方|ストロング・美顔器も
照射する部位をずらしながら1ずつ上げる
レベルは1つずつ上げましょう。
慎重な人はたぶんそうすると思いますが…
レベル1で案外大丈夫そう…と思った人は、2つ上げてもいいです。
つまりレベル3ですね。
しかし1回テストしただけじゃ、まだまだ怖いという人は照射する部位をズラしてレベル2をやりましょう。
これは重ね打ちを避けるためにズラしてます。
ちなみに1回だけのテスト照射じゃ怖いという人は、部位を変えて何回かテストしてみてください。
その上で、レベルを1つ上げると怖さがうすらぎます。
テスト照射はレベルを上げるたびにやった方がいい?
肌がどのくらいのレベルに耐えられるかは個人差があります。
なので、まずは皮膚の厚い部位でテスト照射しましょう。
10分ほど様子を見て問題なかったら、脱毛したい箇所にも1回だけ照射。
そこで肌の様子を見て(ここでも10分くらい待つ)大丈夫そうなら、続けてその箇所の脱毛を進めましょう。
こうやると、かなり安全にケノンを使えると思います。
脱毛時間はどのくらいかかる?
脱毛時間は、例えば両腕だけなら10分。
指毛だけなら5分で終わります。
両腕・脇・ひげなどになると、30分ほどは必要です。
全身となると、やはり1時間はかかります。
ちなみに保冷剤は冬場でも20分経たないうちに溶けてきます。
もし、全身まとめて脱毛しようとする人は、保冷剤を4〜5個は用意しておきましょう。
レベルはどのくらいなら効果がある?
正直なところ、レベル4までは効果はなさそうです。
レベル5で効果を感じたのは、指毛と足の甲に生えていた細い毛だけです。
多少太い毛には、おそらくレベル7以上は必要だと思います。
ですが、先にも述べたようにまずはケノンを使い慣れるところからはじめましょう。
焦る必要はありません。
慣れると、自ずとレベルも徐々に上げて使うことができるようになるので。
ビビりの僕ができたので、あなたにもできると思います。
>>【ケノン】手足指毛・手の甲の脱毛のやり方と結果|画像で紹介、レベルと照射間隔も
ケノンの使い方についての補足
- 照射の光
- モーター音
は動画で見てもらった方が分かりやすいと思うので、以下をご覧ください。
照射の光
照射の時、まぶしいくらいに光ります。
※サングラスは必ずしましょう。
【参考記事】
>>【ケノン】サングラスは必要?光はまぶしい?|動画で照射の明るさを撮影
光が怖い人は顔から遠く離れた箇所にテスト照射
ケノンの照射光が怖い人は、足など身体の遠く離れた部位にテスト照射しましょう。
足の甲にテスト照射するのは不安なくできると思います。
照射口も足の甲に向いてるので、光を感じにくいですね。
僕もまぶしいのはちょっと苦手ですが、足は不安なくやってます。
ただ、身体が硬い人は足の甲をやる時、屈むことになるので結果的に顔を足に近づけることになりかねません。
そんな人は、膝にテスト照射するのがいいと思います。
ちょうど手を伸ばした位置で膝にケノンを当てられるので。
顔との距離は遠くなります。
ちなみにレベル1や10でもまぶしさは同じです。
モーター音
ご覧のとおり、モーター音は結構大きいです。
初めて使った時、
「故障してるんじゃない?」
「すぐに壊れそう」
と思ったくらいです。
ですが、毎回なのでこれが通常の音みたいなので安心してください。
1回目の照射後から電源を切るまで鳴り続けます。
ケノンの初めての使い方まとめ
とても慎重な人向けに、ケノンの使い方について紹介しました。
使い方に慣れると、自称ビビりの人でも安心して使えるようになります。
僕もそうだったので。
ですから、慎重な人で脱毛するか迷っている人もぜひケノンを使ってみてください!
思い切って脱毛をはじめる